◆4/9(月)
初日ロロはちょっと緊張気味。いや、私たちが。と言ったほうがいいかもしれない。
見ず知らずの人たちが30人近く集まって挨拶もそこそこにクルシージョが開始。
ロロは沢山の人を見て『こんなに沢山の人!あらあ〜〜!』とテンション高い。
初日はブレリア。
心を込めて、一人一人に語りかけ、自分の知っているフラメンコをみんなに知って欲しい、
と、歌い手としての心構えや、声の出し方、歌い方を丁寧に教えてくれた。
謙虚、真摯。こちらも背筋が伸びる。
最後にちょっと踊ったブレリアがなんともいい感じ!
恥ずかしがりやだけど唄うときや踊るときに一変するそのすさまじいエネルギーは
やっぱりすごい。笑顔のうちに初日終了。
◆4/10(火)
今日はタンゴとアレグリアのサリーダを少し。タンゴは印象的なエストリビージョを
何度も何度も大きな声で歌わせられた。最後に踊りを少し。
二日目ということもありクラスの緊張もほぐれてきた感が。
初日同様に歌詞の意味を細かく説明してくれる。そしてその意味を知った上で
気持ちをこめて歌うように言われた。
少し遅刻しちゃった子のために10分くらい延長してレッスン終了。
◆4/11(水)
今日はアレグリアとソレアポルブレリア。
幸せそうなロロの横顔を見つつ、真剣に歌を勉強している参加者の皆さんを見て一人喜ぶ。
ロロは変わることなく一生懸命、全てを出してくれる。感謝としか言いようがない。
なんて人なんでしょう!!
ロロは『唄う度にどんどんカンテが好きになっていくのよっ!何でかわからないけ
どっ!!ああっ歌うのがすきっ!』と幸せそうに何度も言っていた。一目瞭然です、
もちろん。みんなも分かってます。そんなロロを見て自分も元気が出る。
この至福の時が明日で終わってしまうのは残念・・・。
◆4/12(木)
今日は最終日。
ロロもレッスン前にすでにテンション上がっている様子。三日間やったヌメロを全部レパサール。
皆に録音するように言い、率先して全て歌ってくれる。なかなか声が出ない私たちに、
もっとやる気を出して!!もっと出して!と熱い檄が飛ぶ。
タラント唄ふたつ。タンゴ。タラントはクラスで、しかも一時間ぐらいでは難しいので
後でそれぞれが練習できるよう、これも録音しろといい、歌ってくれる。
もちろん歌詞の意味も説明してくれる。
舞台に出るときは闘牛士のように、牛(お客さん)に向かっていくんだと話していたのが
印象的だった。
それぐらいの気構えで歌うのだそう。踊りにも同じことが言える。
最後にお楽しみコーナー♪
タンゴのエストリビージョ合唱の中、ロロが踊る。
そして4日間にわたる熱いクルシージョは幕を閉じた。
ロロありがとう。
4日間のクルシージョを通して、ロロを改めて尊敬し、彼が今存在し、あふれる愛を与えて
もらう機会をもてたことを神に感謝します。
彼の今回の無料クルシージョについて、他のスペイン人からは気が狂ってると
言われたそうです。
それでもやりたかった彼は今とっても満足していてとても幸せだと言っていました。
お金は入ってきても残らない。でも人とのつながりは一生なくならない。それが自分にとって
一番大切な物だって、何度も何度も言っていました。自分にとってお金を稼ぐことは
(必要なものではあるけれど)重要ではなく、それよりも大切なものがあるんだと。
実際、クルシージョに来た方は肌で感じたと思います。
サービスではなく真剣に私たちに向かって自分の全てをぶつけてくれた。
だからこそこちらにも真剣さ、全てをさらけ出して欲しいと願ったんですよね。
なかなか技術的にはその気持ちには応えられなかったけど心が洗われとっても
すがすがしい気持ちです。
もっともっとフラメンコに対しての敬意を持ち、もっと深く理解したい。
ほんとうにロロありがとう。
そして今回、参加してくださった皆様にも感謝です!最終日、皆さんからのカンパで
金の三日月と星を模ったピアスをプレゼントしました。ご協力ありがとうございました。
とっても雰囲気のいい、楽しいクラスでした。
こんなにカンテを勉強している人たちがいる、と今回知りました。毎日約30名の参加者。
のべ120名!!
そして無償で伴奏してくださった金田豊さん、高津ゆうじさんあり
がとうございました。
皆様また秋にお会いしましょう。
小島慶子
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